この休みは、CATVでまとめて録画していたスペクトルマンをずいぶんたくさん観ました。残念ながら最初のダストマンやクルマニクラス、ゴキノザウルス、ネズバードンなどの有名怪獣のところは録画していなかったので見れていませんが、最後のほうのエピソードで特に印象に残った回がありました。スペクトルマンはウルトラシリーズでは決して無いであろう展開が目白押しですが、ジェノス星人のエピソードは壮絶です。
「第59話 地獄の使者ジェノス星人 」「第60話 怪獣ドクロン死の踊り 」
スペクトルマンは2話で1エピソードが完結するパターンですから、上記も2話で1エピソード。
さてストーリーですが、宇宙猿人ゴリもシリーズの終盤では、地球侵略のネタが切れたのか、他の宇宙人とコラボするパターンが非常に増えてきました。
(その宇宙人たちの多くは、モジモジくんのようなタイツ姿がほとんどで予算の少なさを伺えます。)
このエピソードでは、ジェノス星人に地球侵略の知恵をかります。
科学者であるジェノス星人が開発した死者を蘇らせて殺人鬼にしたてるという薬を利用して地球人の絶滅をはかります。その名は「ジェノサイド計画」。
彼らの企てを予知能力で察知した「ジュン」という少年。
「ジュン」は両親を亡くして親戚の家に引き取られているのですが毎日亡き両親への想いをつのらせていたがそれが講じて、次第に予知能力を得ることになった。だが、予知能力はジュンの身体に大きく負担となり、力を使う度に頭痛に襲われる。
ジュンと蒲生は出会い、ジュンは蒲生が人間では無いことを見抜いてしまう。
蒲生のやさしい言葉はジュンの孤独な心を癒し、ふたりは友達になる。
蒲生は、ジュンの誘導に従って車を走らせ、敵の基地を発見し、殺人鬼たちと死闘。
その後、ジェノス星人は、怪獣ドクロンの死骸を蘇らせて、街を破壊する。
ジュンは蒲生に「変身するんだ、スペクトルマン!」と言う。
蒲生は「知っていたのか!?知られたからには仕方が無い。」とあっさり目の前で変身。
危機に陥ったスペクトルマンをジュンはテレパシーで救うが、テレパシーは、予知能力以上にジュンの体力を大きく消耗させてしまう。
蒲生は、ジュンに「もう2度とテレパシー通信はしてはいけない。君の小さな身体では、場合によっては死んでしまう。」と忠告する。
その後のやりとりがなかなか、グッときます。
「死んだってかまわない。どうせ僕の命は長くないんだ。」
「なんだって」
「自分の未来を予感してみたんだ。そしたらね・・・」
「馬鹿なことをいうんじゃない。君が死んだらみんなが悲しむんだ。
(中略) 君には友達がいる。」
「いないよ」
「僕は君の友達だ。君が死んだら僕はどうすればいいんだ。ジュン、死ぬなんてことは絶対にかんがえてはいけない。」
その後、基地を爆破するために戻った蒲生は、ゴリたちに捕らえられ、目をバーナーで焼かれてしまう。
(すご過ぎる展開に驚きました!)
再びドクロンが出現し、目が見えないまま、戦いに向かう蒲生。
蒲生はジュンに
「男には負けるとわかっていても行かなければならない時があるんだ。」
(松本零士さんのマンガでよく出てきそうなセリフですが、スペクトルマンの中で蒲生が何度か同じセリフを言っていました。)
その後、ジュンが「僕も一緒に戦うよ」
変身するがまともに戦えないスペクトルマン・・・
ジュンは超能力で、怪獣が死骸であることを突き止め、戦い方をスペクトルマンに伝えます。
スペクトルマンは見事に怪獣を倒すが、ジュンは力を使い過ぎ、そのまま死んでしまう。
蒲生は、亡くなったジュンを抱き、ゴリ打倒を誓うのだった。
スペクトルマンのコアなファンの間では、第48、49話の三吉くんのエピソードが有名だと思いますが、
この回もきっと話題に違いありません。
ジュンを演じた子役の方の懸命な演技も見所かと思います。この回は、小田急のロマンスカーの模型を怪獣が壊したり、スペクトルマンが倒れた際に壊す鉄塔の模型が精巧だったりと他のシーンも気になりました。
ただ、展開が壮絶すぎて、下の弟くんに見せるにはちょっと気がひけました。
スペクトルマンは、何度か、怪我してネビュラステーション(?)で修理を受けていましたがこの次の回では、あっさり、眼が治っていますね。
ラーもジェノス星人に物語の冒頭で一度殺されてしまいますが、このことの影響(後遺症?)はその後の物語の中では、まったく出てきませんでしたね。
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